はい、おもしろすぎ!
今回ででわしが抱いていた幾つかの疑問が解消された。
七花の姉、七実のことと強敵?美青年剣士錆白兵のこと。
■疑問点1
まず姉の件。とがめが二人の住む島に達人として七花の父をスカウト
しに来て(父が死んで後継者が七花になってたため)とがめと七花が
島を離れる時、七実は「大丈夫かしら、七花、あの子、弱いのに…」と
言った点。
七花はその直前、人生初めての実戦でいきなりテダレの刺客忍者
コウモリを結構余裕で倒した。また、虚刀流の跡継ぎでその流派は
強いってことでその後継者の七花も普通に強いんでは?と考えられる。
その弟を弱いと姉が言うからにはどんな理由が考えられるのか?
姉の人の強さの判断基準がおかしいか、実際に弟の弱さを体感して
知っているかのいずれかと思われる。
後者の場合、弟の他の人との戦いを見てそう感じたと考えるのが
妥当。兄弟の話ではこの島にとがめ以前に人が来た事は無かったと
言う。そうすると、七花の相手は父親以外には無かったことになる。
なるほど達人として名をはせた父親が後継者として育ててた息子との
組あわせばかり見てた場合、圧倒的な父の強さばっか目に焼きついて
弟がいかに強くなろうとも弱いって感じてしまうかもじゃよな…と
思った。
しかし、それでは当たり前なので、この不自然ともとれる?セリフを
かんぐったわしはあえてもう一つの可能性、実は姉自身が七花と
直接戦った感想では?と言うのを考えた。しかし七実は生まれついて
病弱と言うしこの線は無理があるか…と放棄した。
■疑問点2
二つ目の疑問と言うか不安?この病弱の姉を一人、島においておいて
大丈夫なのか?病…また、万が一、敵?が姉を狙って襲来する事は
無いのか?と思った。
この姉七実に関する2点の疑問が今回解消された。
まず、とがめと七花との直接刀争奪戦で大きく遅れをとった
真庭忍軍、ここでは趣向を変える。今まではとがめと七花、
場合によっては個性的な刀の持ち主を加え、3つ巴の争奪戦を
行ってきた。じゃがいずれも真っ先に敗退している。
(ただし、一話目は忍軍の真庭コウモリが持つ刀であり直接対決、
2話では持ち主に瞬殺、3話でも持ち主にタイマンで破れ、
直接3つ巴の戦いはない。また、もう一つの勢力?として
剣豪錆白兵の伏線が張られ、その解決も今回)
剣豪錆白兵が刀を持ってるのでその獲得の為タイマンを巌流島で
することになった七花らしいが同じ頃忍軍の虫組3人が島に
向かっているシーンに。これ見たら巌流島に向かってるのかと
思ったら、七実の住む島目指してたので、おお?!となった。
七実を人質にして七花・とがめから集めた3本の刀を奪う計画。
今までたまたまかもじゃが直接争奪戦しかやらなかったのにここで
初めて一ひねりしてきたなあ~って感じ【笑】更に今までは単独
じゃったのに初めてチーム虫組(カマキリ、蝶々、ミツバチ)と
して出現した。その上、3人の会話で今まで忍軍はかませ犬的
じゃったが今回はそうは行かないと的確な自己分析してる【笑】
また、はじめてまだ劇中に出ていないメンバーのことに言及してる。
(鳥組の存在)
その上更に更に七実襲撃として最も戦闘力のあるカマキリが単独で
向かう。単独ってこれは手抜かりでは?とおもわしき点であるが
七実が仮に戦える人材じゃとしてもカマキリには遠く及ばないと
推察できたからである。
七実捕縛の際、カマキリは七実を見て油断するな、まがりなりにも
虚刀流の娘、七花同様、剣法を習得してる可能性がある!と自ら
言いきかせて警戒しまくって抜かりなく攻撃を開始してる。
今回の最大の見所となるか、カマキリvs七実。しかし、予想に
反してまさかのカマキリの敗北【笑】ってか七実異様。まさかの
カマキリの敗戦に蝶々とミツバチの二人はかなり警戒して七実に
挑むことになる。
ってか七実が強いかもっていう可能性を百パー放棄したわけじゃ
なかったわしじゃけどそれより簡単にラチされる方が可能性あり
かなと思ってた。ましてやこんなに圧倒するとも思わなかった…
カマキリとの戦闘シーンはほぼ存在せず、カマキリがとう!って
七実に向かった瞬間返り討ちにって感じで何が合ったか不明。
その後、気絶させられカマキリが気づくと七実によって生爪を
はがされて(ギャー!)自分の武器?鎖で大木に縛り付けられていた
わけで…
前回、七花の非情とも言える戦い相手への仕打ちを目にしてとがめは
少しびっくりしてたが同じ環境で育った七実にも同じ傾向があるみた
い。
つまり、相手に容赦無し?
カマキリは生け捕りにされたんじゃが七実いわく拷問の後、口を
割って死ぬか、何もいわずに死ぬか選んで下さいと彼に言ったが
死ぬ一択じゃん!!ってわしはびびった【笑】
普通は「○○すれば命だけはとりませんので帰っていただけま
せんか?」ってこの手のキャラは言うはずなのに【笑】
他に仲間がいるか情報を入手しようとしたみたい。カマキリは七実に
恐らく人外の恐怖を感じ二人の事をひょっとしたら漏らそうとしたか
もしれない。カマキリは虫組のリーダーで男気が感じられるキャラ
じゃったので仲間を売る事は無いと感じられるが、それでも言って
しまいそうになる何かを七実は持ち合わせていた。それが上手く演出
されてたと思う。
しかし、カマキリが喋るのか喋らないのかと判断させるまもなく、
七実はカマキリを斬殺した。早いよ…こんなに考えるのに時間くれ
ない人、悪役以外で見たこと無い【笑】
人生初めての殺人を何のためらいも無くやってのける七実…
怖い。(前回、七花も普通は殺さないようなタイプの敵?を殺害して
とがめに内心引かれてた。)
上手いと感じたのは蝶々とミツバチ。カマキリが返り討ちにあったの
が信じられないがそれを踏まえてしっかり行動した点が評価高い。
カマキリ死亡?信じられないがそう考えて行動。ミツバチは若いので
まずは蝶々が七実に挑む。しかしカマキリがやられたとなると七実が
凄腕なのは当たり前、蝶々は勝てない可能性がかなりあると判断。
ここまで合理的な考えをするヤツラは実はドンパチアニメ系ではいそう
でいない。そこで蝶々は自らの戦いをミツバチに出来る限り見せるの
でやられたら七実の戦い方を考慮した上で七実に挑めとかっこよすぎる
発言。無論万が一想定で、蝶々は自分で七実を倒すつもりでいたが。
彼らの不幸はカマキリと七実の対戦を見てなかったこじゃな…
(ヒント:わしも視聴者も誰も見て無い?【笑】)
蝶々との戦いは視聴者にも見せてくれたので【笑】七実の秘密?が
判明した。簡単に言うと特異体質以外の何物でもない。
天性の才能で一度見た動き、動作は簡単に真似ができる。
1度見ればほぼ、2度見れば確実らしい。この恐ろしい才能に気づいた
父は七実に虚刀流を後継させることを諦めた。なぜなら、その鬼才な
人間に武術を教える術を知らないからと述べているが、恐らく父親も
カマキリがそうであったように直感的に七実を恐れたのではないかと
思う。
これほど武術者向けの才能もアルマーニ?
しかし、七実は七花と父の修行風景を日常的に盗み見して虚刀流を
体得?してしまったらしい。カマキリの術を見切った上、その術も
体得してしまった…また、蝶々の忍術・拳法も早々と見切った上これを
打倒してしまう。
残されたミツバチはその戦いと七実の能力の全容を掴んだ上で戦闘に
入るが…ビビッて逃げたりしないのは感心するし、勝算の無い賭けに
出たわけでもない。
毒マキビシによる遠距離攻撃で相手を倒すミツバチの忍法じゃったが、
蝶々を倒して隙のあった七実を急襲、マキビシを背中にめり込ます
ことに成功した。これで一本あった?
わしは七実が避けるか弾くかすると思ったんじゃが予想外にも命中【笑】
どんだけ番狂わせすんねんこれ?【笑】
麻酔系の毒で七実が苦しんでるので更に用心の為もう一発ぶちこむ
ミツバチの用心深さが好き。しかし、この段階で七実の逆襲を喰らって
ミツバチ死亡【笑】
背中にめり込んだマキビシを周りの肉ごと抉り取る七実って一体…【笑】
もう一つの七実の能力が明らかに。
不死体質…七実って人魚の肉食ったのか?【笑】
常に病弱でフラフラしてるのにありとあらゆる疾病、毒に対して
不思議な耐性が生まれながらあり、普通の子供なら死に至る病を
苦しみながらも克服して生き抜いてきたらしい。母親?がいっそ
この病気で死ねればこんなに苦しまなくていいものをって言うくらいの
壮絶な思いを何度も幼年期に過ごしてきたみたい。よってミツバチの
第一撃は麻酔に関してはほぼ無力、効いてなくって第二撃のマキビシを
そのまま奪取してミツバチに…って寸法。しかも返したマキビシには
カマキリが自決用に歯に仕込んでた毒を取り出したのを上塗りしてた
抜かりの無さ…ってか怖いんじゃって…そこまで隙が無いと。
七実の秘密?
生まれつきの2大特異体質。
1つに病気に対する桁外れの耐性。病気にならないわけでなく
打ち勝つ能力に優れているので、強力な病は克服するのにかかる
期間が長くなりその間は病気な訳で…結局結構辛い人生?【笑】
2つには超動体視力と運動神経。
見ることによっての運動学習が並で無い。人が訓練によって体得する
動きを見るだけでほぼ一瞬で体得できる。
どっちか片方だけでもすごい能力なのに…
この二つの能力って兵士に打ってつけの能力じゃん??
かくして真庭忍軍虫組全滅。
カマキリはともかく後の二人は万全を期して七実に立ち向かったの
にも係らず完全敗北…すごすぎる。
こちらの戦いが終わった後にようやく七花の回想シーンで七実との
唯一の手合わせが出る。七花は七実に押せ押せで押されまくってたが
七実が病の為、時間制限をしてた為、引き分けで終わった。
恐らく続けていたら七花が負けてたみたい。
つまり、今のとこ劇中最強は七実みたい。
ミツバチの絶命間際に毒で死ぬか刀の止めで死ぬかと七実に問われ
(非情すぎる…)自分の毒で死ぬのは忍軍として情け無いので刀でと
いい、また、今生の最後の願いとしてカマキリと蝶々と同じ場所への
埋葬を七実に託して絶命させられた。かっこよかった…
カマキリを殺す時に七実はコウモリの墓の横にカマキリを埋葬する気
でいたのでそのあたりの配慮?は持ち合わせているみたい。ミツバチの
願いも聞いてあげたし。
そう言えば不老不死キャラがなぜか死ねない不幸と限りある人生を
羨ましがるが如く、七実もその傾向を見せた。つまり、カマキリや蝶々
のすごい忍術を見てその体得のためにかけた厳しい修行やそれにかける
情熱・期間に関して。自分にはその為の努力が許されないと。実際、
あっという間に、カマキリや蝶々、そして虚刀流の技を体得してるし。
なのにそれがうらやましいと。…ありあちじゃな…【笑】七実の能力は
忍者はおろか普通の人でもうらやむものなのに七実には七実の苦労?が
あるみたい。死ねたらいいのに…くらいの事も言ったかもしれない。
七実を倒すには視力を奪わないといけないのでは?と思うわしって
どう?【笑】
最強は七実…いや、待てよ待てよ?剣豪の錆白兵はどうか?主人公
ではないので七花との戦いに完全勝利は無いにしても、引き分ける
くらいの何かを秘めてるのでは?もっと言えば、仲間になりそうな
雰囲気があるぜ?【笑】いや、七花を倒す可能性がありそうなキャラ
じゃん…
ってか、今回、七実vs虫組に時間とりすぎじゃんけ、七花vs錆は
まさか次回?とか思ってたらアンタ…
七実から七花に場面が変わると…
試合終了してた!?
はあ!?
なにこれ?!
マジで言ってんのアンタ?!【笑】
正直、この演出は他の作品で前にも見たことあるような無いような…
びっくしりしたが散々伏線を引いて引っ張り、今回いよいよか!?
ってなった錆との戦いじゃったが、なんか終わってた。七花が勝ってた。
勝ってとがめと団子屋で団子食ってた【笑】死にそうな重症を負ってる
でもなく普通にのどかに。んで錆は強かったなーとか言って終わらす
気?実際終わったし【笑】
ええええええ?!
びっくりしたにゃあ、もう!?
って感じ。七実でかなりびっくりさせられてたけど【笑】錆の扱いで
も一つびっくりしたわ!【笑】
この前代未聞な演出、すごいというべきなのか…
まあ、エンドレスエイトよかははるかにすごいわけじゃが【笑】
これで、最強の敵と目された錆が画面上では何も語られず終了し【笑】
12話完結の為、真庭忍軍12人衆ってことで毎話一人登場してやられ
るんかと思ったがその法則も破れさり【笑】、七実の妙な強さも発揮
され、次回から荒れそうって思うわしじゃったのです、フゴ。