最終回の分際で前後編じゃなく1話終わり?
大丈夫か?
ってちょっと不安があった。
前後編は1、2話目と途中でD機関の対抗組織としての 風機関 が
出現した話の2つでそれぞれ前後編にしただけはある内容じゃった。
それだけの作品なのに最終回はそうじゃないって……力抜いてるか
編成間違えたか?ってな考えがよぎりましてな?
最終回、これはナイス!
これを最終回に持ってくるのはほんとかっこいい。
他の話にもD機関の信条、殺さず、死なれず、死なずって出てたけど
最後の話も信条と心情の話と言えて哲学じゃよのう?
D機関員、スパイになれた男なのに、活動中に
自分の過去、淡い恋心があったかもしれない同郷のナオンの面影を
スパイ対象者に抱いてしまい、そのことを反省するとかじゃなくて……
今までスパイとしてやってきのに、そういう思いを消せないではなく
消したくない、消してしまっては自分を保てないと正確に自己分析したのが
ある意味かっこ良かった。
よってD機関を去るしかないと。
機関が出来ないなら去れと強く言ったのではなくそれは 当たり前のこと とする
構成員(いわく化け物連中)ばかりの中で不意にそうではない自分のそういう気質
に気付いたメンバーの一人が去っていく話ってすごい。
面白かった。
ところで、この機関の責任者……名前が出ないが声が渋いにゃ~って思いつつ
聞いたことあるにゃ~と思ってたんじゃが……アンタ!
この人って後藤隊長(パトレイバー)の声の人じゃないか!?
お茶らけなしで終始渋かったので気づかなかった【笑】
ってかまた隊長、リーダー役かよ!……合ってます【笑】
フゴ。